具体的な片付け
片付けが必要な理由や利点を考えてきたが、ここからは具体的な手順を考える。
これまでの経験から一気にやろうとすると、何から手をつけたらいいか途方に暮れて諦めてしまう。
今回はエリアを細かく分けてやっていくことにする。
考えるコツとして下記を意識してみることにする。
・不用品を捨てる
・使用頻度を考える
・使用場所を考える
不用品を捨てる
これが一番難しいのかもしれない。どうしても部屋が散らかるのは、そもそも物が多いのだと思う。
多い物を有効活用できているのか?ここまではこれまでも考えてきたが、今回は新たな指標として「お気に入りの物か?」を加えてみる。
物が捨てられず増える要因として、何かに使えそう、まだ使えそうといった「もったいない」の精神が根底にあると思う。以前に環境保護活動家の方が世界共通語として広めてくれた概念でもあるが、片付けられない人間にとっては呪いの言葉でもある。本当にお気に入りでどうしても使いたい物以外は捨てる勇気も必要だ。手放すことはともかく「捨てる」という行為に罪悪感を抱くのであれば中古屋さんやメルカリ、ジモティーなどを使い使ってくれる方に託すという視点が必要だと感じた。
40年以上も生きているとどうしても物は増える。衣類、タオルなどの日用品はもちろん、本や使わなくなった電子デバイス、果ては旅行先で購入した小物などもある。いろいろと持っておきたい気持ちはあるが、一方で残念ながら高収入でいらでも物の保管にお金を掛けられる身ではない。衣類などの日用品はお気に入りのみを残す、読まなくなった本や電子デバイスはリサイクルに、旅行先の思い出はこれまで十分に楽しんだものとする割り切りも必要だろう。
使用頻度を考える
不用品を捨てたら、使用頻度を考えていく。
毎日使うのも、一週間に一度のもの、月に一度のもの、季節のもの、年に一度のもの、これらを同じ場所に置こうとするとごちゃごちゃする上にスペースが足りなくなる。
季節のものは段ボールや箱に入れて奥の方や上段の収納で眠ってもらうなど、収納にも工夫が必要となる。
使用場所を考える
使う場所が決まっている物は近くにあった方が、出すにせよ、しまうにせよ面倒は少ない。
あまり広い部屋ではないが、例えば当たり前だが食器はクローゼットにあるより、台所付近にあった方が便利である。同様にバスタオルや下着なんかも風呂場の側がいい。こんなことを考えるだけでも片付けにあたり、何から手を付けたらいいのかなど悩まず機械的に動けるようになった。
まずは自分がいる時間の長いテーブル周りかは始めて、年内には部屋を片付けたい・・・。
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